2008年05月15日

地方で頑張るデザイナーの最大の欠点

それは、勉強を怠ることだ。勉強とは何か?それは、仕事に直結しない知識を得るための作業だ。知識とは何か?アート作品の鑑賞、アーティストを知ること、そしてそれを楽しむと。または、デザイン理論を学んだり、スタイルを学んだりもできる。さらには、デザインの歴史も面白いし、デザインから離れて印刷などの雑学、建築やプロダクトデザイン、音楽、演劇、映画へと勉強心は発展する。

25歳で東京へ出た時に、今までの自分のスタンスと全く違っていると気づいたのはこの点だ。仲間とお酒を飲みに行っても全く話に着いて行けないのだ。「好きなAD」「好きな写真家」「好きな画家」「好きな映画監督」一切、何も、考えたことがなかった。これまで田舎でデザイナーをしていた自分は、常に「今そこにある仕事に直面している」だけだった。その時には「そんな知識など仕事において何の役にも立たない」と感じていた。

今は、おぼろげながらもこのような結論に達している。
「デザイナーは美に対し興味が ある or なし で大きく変わる」
要するに、美しい絵が見たい、美しい写真が見たい、そんな単純な欲望が抱けない者には、美しいデザインは出来ないということです。なぜなら、美しい物に興味を抱くことは努力なしで出来るはずだから。美しい物を創るという作業は、その何倍も難しいことなのです。
posted by ふぁくと at 01:34| Comment(0) | TrackBack(0) | デザイナーを目指す若者へ

マイケル・J・フォックスのインタビュー

さっきまでテレビで「マイケル・J・フォックス」の「アクターズ・スタジオ・インタビュー」を見ていました。涙が込み上げてくるのを抑えることが出来ませんでした。ご存知の通り、マイケル・J・フォックスはバック・トゥ・ザ・フューチャー等で知られる映画俳優ですが、数年前より難病と言われる「パーキンソン病」と闘っています。「アクターズ・スタジオ・インタビュー」は、俳優や脚本家などを目指す学生が、その世界で大成功したスターたちのエピソードを間近に聞き、質問などをする日本の「トップランナー」に似た番組です。僕はこの番組が大好きで、よく見ます。
今回のマイケル・J・フォックスには、完全にノックアウトされました。病気が「可哀想」だとか、そんな生半可な感情は一切ありません。一番強く感じたことは、映画俳優は、人生を生きながら俳優していることです。インタビューなのに、彼のこれまでの映画作品を超えるような強烈なインパクトを感じました。自分の人生は彼の役柄なのか。彼は「辛いこともあるけれど、まんざら悪くない」と、淡々と語っています。そして決して逃げることはなく、その顛末を見極めたいと。凄い言葉だと思いました。途中で放棄してはいけません、映画は最後まで見ないとね。
※あまりに感動したので、この日記を同文でミクシィにも掲載しました。ご了承ください。
posted by ふぁくと at 00:55| Comment(1) | TrackBack(0) | デザイナー日記