2008年09月30日

トップランナーの言葉

先日、私用で東京に出向きました。趣味の音楽関係の友人の誕生日のお祝いパーティに出席するため。僕は自分の管理にトコトン弱いタイプで、これまでに数々の失敗を重ねて生きているので、今回は「帰りの飛行機に間に合う!」ということを、最重要課題とし、少し前に羽田空港に到着する計画を立てました。

しかし、それが毎回達成できれば数々の失敗は無かったわけで、案の定、今回も空港に2時間半も早く到着し、ひたすら時間を潰すこととなりました。(10時半に羽田発の飛行機に乗るために、9時半に空港に到着しようと試みたが、思ったより早いルートを使えたため、9時過ぎに到着。で、見間違いで、実際の発が11時半だったため)

前日にパーティ〜四次会まで参加し、12時間以上飲み続けたため、極度の疲労を感じつつ、切らしたタバコを購入するために40分歩き回り、律儀にホテルで朝食をとったため、お腹もすいていないので、待合椅子で缶ジュースを飲んだり。ちっとも時間が過ぎません。

何気に、本屋に立ち寄り「何か本でも読もう」と思い立ちました。

活字が苦手なので、断片的に読めるな〜と感じたNHKテレビ番組の「トップランナー」の言葉を集めた小さな本を買いました。(本の売れ行きに関わりたくないので、実際に掲載された文言ではなく、あいまいな記憶に基づいて語ります。)
目次があって、そこにトップランナーたちが語った主題のようなものが並んでいて、その職業や、魅力的なキャッチコピーをたどって、ページの前後関係無視で読んでゆきました。

その時に目にとまったフィギュアスケートの第一人者が語った言葉。

「フィギュアスケートは美しいことを目指すもの。しかし、自分の持って生まれた容姿は、外国の選手たちと比べ決して美しいものではないかもしれない。でも、もしも、自分が望むものが生来得られていたとしたら、そこには努力するという最も大切な心が生まれなかっただろう。一見とりえの無い自分だが、神様が与えてくれた『スケートを愛する心』に感謝している。そのおかげでひと一倍努力できたから」

この(記憶に基づく)数行を読んだ時、心の奥から熱いものが込み上げ、眠気も疲れも吹っ飛んで、目が潤んでしまった。

自分へのアドバイスだと感じました。このところ、自分に自信が持てない時間を過ごすことが多くなっっていて、しかも、もう若くないので、衰えとも闘う日々。でも、そんな暗いトンネルのような心境の中で掴んだものは「出来ることをやるしかない」という、ごく単純な解決策でした。「好きなことを自分なりに一所懸命、時間を使って、コツコツやっていればいいじゃん」という、開き直りのような感覚。で、サボりたい時には休めば良いし、嫌いになったらリタイヤすればいい。

でも、本当に好きなことだったら、諦められないんです。結果は死ぬまでわからないんです。『デザインを愛する心』『音楽を愛する心』は、神様が僕にプレゼントしてくれました。「上手にできなくても、好きなんでしょ?最後まで頑張れ!」っていうことなんですね、きっと。
posted by ふぁくと at 02:31| Comment(2) | TrackBack(0) | デザイナー日記

2008年09月25日

デザインルームとミクシィミュージック

デザインという作業には、頭の回路が仕事に集中しながらも、何か心地よい「ゆらぎ」のような感覚を伴っている時間が多いと感じられます。プレゼンや企画などの準備をしている時は、あまりそのような心の余裕はありませんが、手を動かしているような時、レイアウトの作業中などは、音楽が無い環境では味気ないものです。

ミクシィミュージックでは、パソコンのitunesと連動し、今自分が聴いている音楽がネット回線より送信され、再生履歴として公開されます。自分のプライベートを明かすようで恥ずかしいという人もいるでしょうが、インターネットの先進技術を学ぶ意味でも非常に重要と考えています。

自分が聴いている音楽の傾向は、ネット配信により分析され、「あなたには他にこんなアーティストの作品がおすすめです」という「勧誘」がオチとなるのでしょうが、こちらサイドとしても、そういう「良質な情報」がいただけることは悪いことではありません。

おそらくこの「誘導的広告活動」は、「広く告げる」という広告とは別に、「個告(ここく)」という新分野となり、益々進化&エスカレートしてゆくと考えられます。
posted by ふぁくと at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | デザインと音楽

2008年09月19日

グラフィックデザイン作品

グラフィックデザイン作品集

これまでのグラフィック部門のウェブは、ウェブデザイン部門と同じ形式で代用してきたのですが、少し時間の余裕ができたことと、少し自分自身を振り返ってみたい気持ちが大きくなり、デザインを一新してみました。フラッシュの仕組み自体は友人のカメラマンのウェブ作品集用に創ったのですが、自分用に改造しました。

管理が悪いので、もうデータの無くなってしまった作品も多く、本当に断片的な作品集でしかないのですが、自分のデザイン感覚の方向性が見事に出てしまっていますね。やはり、自分のスタイルはなかなか変えられないようです。

2000年代からウェブ制作を初めて、グラフィックの作品は少なくなりました。が、逆に1990年代の作品は、データがあまり残っていないというギャップは否めません。もっと若い時期の「完成度の低い作品」も掲載したら面白いと思っています。また、時間がとれたときに、押し入れから古い「MO」でも引っ張りだしてみましょう。
posted by ふぁくと at 12:17| Comment(0) | TrackBack(0) | グラフィックデザイン

2008年09月16日

芸術家の家

NHK BSハイビジョンで9/15(月) 後1:00−2:50に放送された「残照〜フランス・芸術家の家〜」を見ました。

かつては芸術の第一線で活躍したアーティストたちが老い、この「芸術家の家」と名付けられた「老人ホーム」で共同生活を送っています。一見、はかなさが漂う番組内容ですが、これが実に美しく、可愛いのです。芸術の都「パリ」だからできたことかもしれないし、美しく映るのかもしれません。

ピアニスト、彫刻家、画家、グラフィックデザイナーなど。老人の名前と一緒ににクレジットされる職業には「元はついていません」。生きている限り、まだ現役だという意味なのでしょう。彼らの多くは80歳代の後半。しかし、いまだに画家はスケッチブックに向かい、ピアニストは演奏で聴衆を魅了することに悦びを感じています。

自分も何か芸術に近い分野に携わる人間。一芸に秀でた人たちのおしゃれな人生に拍手を送りたくなりました。でも、その中でも「若い人たちへのアドバイスがある。それは決して90歳まで生きないことです」と語る、アニメーターの老人の言葉も。

彼らから見れば、まだその半分にようやくたどり着いた自分。
深く人生を考える良い機会になりました。
posted by ふぁくと at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | デザイナー日記

2008年09月11日

ソロ活動の居心地

ソロ活動の居心地は悪くないですね。お客様のご期待に背く傾向は否めませんが。いくつかの新規のお仕事の依頼がありましたが、残念ながらお受けできませんでした。ここ数年で自分の脳の性能(処理速度)が、あまり優れていないことにも気づきましたので、安請け合いして、ご迷惑をおかけするより良いのかと思います。

しばらくは心の余裕がなく、日記を書くことができませんでしたが、元気も回復してきました。これまでは「デザイナーを目指す若者へ」のカテゴリーへの書き込みに力を入れていましたが、もっぱら「デザイナー日記」が主流になりそうですね。
posted by ふぁくと at 13:06| Comment(0) | TrackBack(0) | デザイナー日記

2008年09月08日

同業者の来訪

先日、同業者の営業担当の方が突然事務所に電話をくださり、
「いま、駅の近くにいるのですが、お会いできますか?」と。
何がなんだか、わかりませんでしたが、細かいことを考えずに、
了承しました。

お話を伺うと、以前から僕のウェブ作品を見てくださっていて、
いつか僕に会いたいと思っていたそうなんです。
びっくりしましたが、とても嬉しいことです。
初めてお会いした方でしたが、すぐに打ち解けて、
いろいろ楽しくおしゃべりできました。

このようなことがあると、誰かが僕の作品を見て、
共感してくれているのだ、と、久々に嬉しい気分になりました。
posted by ふぁくと at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 業界ヨコつながり