私の本職はアートディレクションおよびグラフィックデザイナーであるが、数年前より本格的にウェブデザインを手がけるようになった。当時はまだ「SEO」という言葉も無かったし、検索の重要性もほとんど語られることが無かった。しかし最近はどうだろう。今やネットビジネスの成功のカギとも言えるSEO。まだまだ無法地帯とも思える曖昧なルールのもとで、専門業者や企業担当者がやっきになっている。
我々ウェブデザイナーが出来るSEOとしてHTMLの最適化が唱えられてきたが、果たしてどこまで効力を発揮しているのか?一万円札の上に一円玉を数枚上乗せしているに過ぎないのではないか。もともと、整理された情報を優先順位に基づき分かりやすく配列して行くことが目的であるHTML。それがいつしかSEO最適化の条件になっているし、それを遥かに凌駕する手段として「相互リンク」などが盛んになっている。バックリンク数やインデックス数を競っている。
問題なのはスパム行為(騙し)だ。ヤフーやグーグルがある一定のルール(アルゴリズム)を設定し、検索結果を決めていることは仕方ないことだし、重要なページが上位検索されなければ、検索の意味が無い。実際、初期のインフォシークなど、全く検索の目的を果たしていなかった。
私はSEOの研究を地道にしているが、その中で相当数のスパム行為と出会う。少し怪しいな?という程度ではなく、大胆にしかも、自然には起こりえない現象、スパム行為。その実態はここでは明らかにしないが、努力なしで勝利を得ることが正当化される時代になって欲しくないと望む。自分は正々堂々とSEOに立ち向かわねばならんと、強く決意する。
2007年09月21日
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